タンザニア リビングストンAB 200g
1,700yen(inc.tax)
17 Point
豆の挽き方
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マラウィ湖から届いた、芳醇な酸味とクラシカルな風味



かつて日本市場でも広く親しまれたタンザニアコーヒー。その豊かなボディと、甘さをともなう酸味は、長らく高い評価を受けてきました。今回ご紹介する「タンザニア AB Livingston」は、そんなクラシックな魅力を再認識させてくれるロットです。



ロット情報



  • 産地:タンザニア 南部ムビンガ地域 ニアサ地区

  • 標高:約1,750m

  • 品種:ブルボン系

  • グレード:AB

  • 収穫時期:10月〜11月

  • 精製方法:ウォッシュド(フルウォッシュト)/100%天日乾燥



タンザニアにおける品質の変遷と再構築



タンザニアのコーヒー産業は、長らくキリマンジャロの名で親しまれ、酸味とボディのバランスに優れた風味で知られてきました。しかし2000年代以降、小規模生産者による個別処理や乾燥方法の違いにより、仕上がりのばらつきが課題となり、ブレンド商品としての流通が主流となっていきました。



そのような中、近年は共同水洗設備(Central Processing Units)の整備により、ポテンシャルの高い土地の個性を活かしつつ、品質の安定化と向上が実現し始めています。この改善は、再びシングルロットに注目を集める契機となりました。



Livingstonロットの特長とテロワール



本ロット「AB Livingston」は、南部ムビンガ地域ニアサ地区、マラウィ国境に近いエリアに位置するAMIPCG(周辺最大規模の水洗工場)にて処理されたマイクロロットです。標高1,750mの冷涼な気候と、肥沃な火山性土壌、潤沢な降雨量が、チェリーの成熟をじっくりと促し、複雑な風味特性を育んでいます。



本ロットは、クラシカルなタンザニアコーヒーの再来ともいえる、芳醇なコク、フローラルな香り、フルーティな酸味が見事に調和した味わいを備えています。焙煎によっては、レッドチェリーやベリー系の風味、キャラメルのような甘さが感じられる仕上がりになるでしょう。



テロワールと精製技術の進化が結実した、タンザニア南部の最新ロットをぜひご堪能ください。




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商品名:タンザニア リビングストンAB 200g
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