熱帯に位置するパプアニューギニア
赤道のすぐ南、熱帯に位置する自然豊かな国・パプアニューギニア。
その地で育まれるコーヒーは、独自の気候と歴史的背景のもとに進化を遂げてきました。
コーヒーの起源とシグリ農園の誕生
第二次世界大戦前、ルター派の宣教師たちによりコーヒーがこの地にもたらされました。
タンザニアやジャマイカから持ち込まれた苗木からは、アルーシャ種やブルーマウンテン系ティピカ種が栽培されました。
標高1,500mを超える高地特有の微気候が、エキゾチックな風味を育て上げました。
1950年代末には西部高地地方ワギ・バレーにてシグリ農園が開発されます。
地域
パプアニューギニア最大のコーヒー農園で、約750ヘクタールの広さを誇ります。
2つの製粉所(シグリとブヌム・ウォ)で洗浄され、西部高地の標高5,000フィートを超える肥沃な火山性土壌でコーヒーが育まれます。
化学薬品・農薬・除草剤は一切使用せず、環境保護を最優先としています。
中密度のシェード戦略により、90種を超える鳥類の生息地にもなっています。
理想的な栽培環境
標高1,600m、清涼な気候と火山性土壌により、アラビカ種の生育には理想的。
「一日で一年の気候を繰り返す」と称されるほどの気象の変化も、この地の特徴です。
品質
品質へのこだわりは畑から始まります。
完熟した赤いチェリーのみを手摘みし、糖度と酸味のバランスを見極めながら選別。
収穫当日にパルプ化、3日間の発酵と24時間ごとの洗浄を経て、豆は確かな品質へ。
個性
シグリ独自の工程では、さらに1日間水に浸すことで、風味を引き出します。
最低21日間天日干し後、等級分け・色彩選別・手作業による選別が徹底されています。
すべての豆は専門家によりサンプル焙煎とカップテストが行われ、品質が保証されます。
一口で伝わる上質な味わい
コクとアロマ、まろやかな甘味と繊細な酸味が美しく共存。
東南アジア特有のアーシーな風味が、味わいに奥行きを与えます。
一口でその品質を感じていただける完成度です。
コーヒー詳細情報
原産国 | パプアニューギニア |
---|---|
生産地域 | ウエストハイランド州ワギバレー |
生産者(農園) | シグリ農園 |
規格 | AA |
スクリーン | 18M以上 |
品種 | アルーシャ、ブルボン、ティピカ |
精製方法 | ウォッシュド |
乾燥方法 | 天日乾燥 |
標高 | 1600m |
収穫時期 | 5〜9月 |
保存方法と受け取りについて
※ 【挽いてご購入の方】
コーヒー豆は生鮮食品という一面があり、保管状態によって風味が大きく変わります。
受け取り後は速やかに冷凍保存をお願いいたします。
ご購入時には受け取り日時をご指定ください。豆のままご購入の方も同様です。
review
- kai
- 女性
- 2021/04/06 18:20:33